共通言語について

共通言語とは、ある特定のテーマ(概念や社会課題など)について共通のフォーマットを用いて情報を整理・構造化することで、その認知ハードルを下げつつ、他者とのコミュニケーションコストを下げるためのツールです。今まで、図解総研が生み出してきた共通言語が一覧になってますので、ご覧ください。

  • 共通言語一覧

  • ビジネスモデル図解

    ビジネスモデル図解
  • さまざまな企業やサービスの利益構造、独自性を、3x3の9マスに図解したものです

    ビジネスモデル図解とは、ある企業のサービスの事業者や利用者がどう関わりお金が循環するのかを表現している図です。そのビジネスがどのように経済合理性を実現しているのか、そのビジネスの特徴は何かが一目で分かります。
    ビジネスモデル図解を使うことで、自社のビジネスを可視化するだけでなく、自社の経営資源や強みを把握したり、投資家や経営陣に対する説明資料としても活用することができます。

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  • 会計の地図

    会計の地図画像
  • 会計にまつわる概念や用語を構造化し、会計についての共通理解が得られる図です

    会計の地図とは、15個の会計用語(売上・費用・利益・PL・資産・負債・純資産・BS・現金・CF・財務3表・時価総額・のれん・PBR・ROE)を、たった1つの図で伝えています。会計の地図を使うことで、会社のお金の流れがわかり、社会にどのように影響を与えているのかがわかるようになります。また、企業のお金の流れを可視化したり、競合他社との比較を通じて、強みや弱みを可視化することもできます。

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  • パーパスモデル

    パーパスモデル
  • 複数のステークホルダーが共創するための目的や役割を整理する、共創の設計図です

    パーパスモデルとは、多様なステークホルダーが一緒に活動するための「パーパスを中心とした共創プロジェクトの設計図」です。プロジェクトのパーパス(共通目的)を中心に、関係するステークホルダーを周囲に配置し、誰がどんな役割で何のためにプロジェクトに参加しているのかを可視化することができます。
    パーパスモデルを使うことで、利益だけではなく、社会的な価値創造を掲げるプロジェクトにおいて、そのパーパスを他者と共有するために言語化したり、集まったステークホルダーが向かう方向にズレがないかを確認することができます。

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  • 戦略マップ

    戦略マップ
  • 経営戦略からビジネスモデルまで頻出するフレームワークとその関連性について俯瞰できるマップです

    戦略マップとは、一つの企業が事業を生み出す時に踏まえるとよい11の経営戦略やフレームワークを、全社戦略からビジネスモデルにまで落とし込んでいく一連の流れを俯瞰したマップです。戦略を考えるための「問い」もセットで記載されているため、考えるべきフレームワークが明確になり、戦略が構築しやすくなります。
    戦略マップを使うことで、新規事業の創出や既存事業の分析において、現在地の把握や、事業のボトルネックの把握、など不足している観点を補うことができます。

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  • 課題マップ

    課題マップ
  • 課題の全体像を可視化し、本質的な解決への道を見出すためのマップです

    課題マップとは、特定の分野を取り巻く複雑な課題とその構造を可視化するマップです。まずは、その分野で今課題となっていることを全て書き出すことで可視化し、それらの因果関係をつないで、何が何にどう影響しているのか、本質的な課題は何かということを整理しながら、その全体像を1つのマップにしたものです。
    課題マップを使うことで、全体のシステムのなかでどう課題を解決していくべきか見極め、解決への道筋がつくられていくはじめの一歩を踏み出すことができます。

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  • 政策図解

    政策図解
  • 政策や制度の手段や目的を3x3の9マスで簡単に表現できるフレームワークです

    政策図解とは、政策にまつわるさまざまな制度や法律、補助金などを、3x3の9マスの型で整理・可視化するツールです。その政策が、「誰に対して」「誰が」「何のために」「どんな手段で」行われているか、政策の概略を掴むことができます。
    政策図解を使うことで、特定の政策や制度を考案しようとしている自治体の方や団体の方が、その政策や制度に関わる主体と目的、手段の全体像を言語化し、わかりやすく図解をすることができます。

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  • 環境問題図解

    環境問題図解
  • 複雑でわかりにくい環境問題を、共通のフォーマットで構造化して図解したものです

    環境問題図解とは、環境問題の主要な関係主体とそのつながりを構造的に可視化して図にしたものです。はじめに環境問題に共通する問題の構造をとりあげ、次に問題別の「公害」「気候変動」「資源問題」を取り上げています。
    環境問題図解を使うことで、環境問題の本質がよりわかり、環境問題と自分たちがどのようにかかわっているのかを直感的に知ることができるようになります。 この図解は国立環境研究所(NIES)と協働して生まれたものです。

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共通言語を一緒につくりませんか?

図解総研では、上記のような共通言語を研究することで新たに生み出す共同研究も行っています。

共通言語の活用は、様々なところに及びます。コミュニケーションツールですので、コミュニケーションが発生するところに、共通言語が求められます。特に、立場の違う方が混ざり合うような場では、共通言語の必要性が増します。

・教材として
・ブランディングとして
・テーマに即した社会課題解決
・営業ツールとして
・プロジェクト推進のために
・社内ツールとして
・社内のノウハウ・暗黙知の言語化として

このような活用のパターンがあります。
※ご相談いただく内容によっては上記に限りませんので、お気軽にご相談ください。