環境問題図解
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環境問題図解とはなにか?
環境問題図解とは、環境問題の主要な関係主体とそのつながりを構造的に可視化して図にしたものです。はじめに環境問題に共通する問題の構造をとりあげ、次に問題別の「公害」「気候変動」「資源問題」を取り上げています。
環境問題図解を使うことで、環境問題の本質がよりわかり、環境問題と自分たちがどのようにかかわっているのかを直感的に知ることができるようになります。
この図解は国立環境研究所(NIES)と協働して生まれたものです。
環境問題図解の説明書
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- 図解としては、大きく3つのポイントがある。
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- 1つ目は、共通化。すべての図解を3×3の枠内におさまる共通のフォーマットにしている。そのため、ほかの問題や事例もあてはめることができたり、比較分析できる。
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- 2つ目は、構造化。上下の軸に経済と社会、左右の軸に企業と個人を入れるルールにしている。そうすることで、経済と社会と企業と個人が関係しあい中央の「環境」に影響を与えるという構造になっていることがわかる。
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- 3つ目は段階化。「信号」のモチーフで5つの段階をつくり、各段階の印象を補足している。こうした段階の定義づけによって、時間軸の移り変わりを構造的に表現している。