インパクト加重会計マップ(日本語版)
インパクト加重会計マップ(日本語版)
インパクト加重会計マップは、インパクト加重会計のフレームワークの構造を可視化した概略図です。ハーバードビジネススクールが研究・開発を進める「インパクト加重会計」について、どのようなカテゴリーでどのように計算されているか、大まかな構造を知るためのマップになります。
インパクト加重会計マップの概要
インパクト加重会計マップは、インパクト加重会計のフレームワークの構造を可視化した概略図です。ハーバードビジネススクールが研究・開発を進める「インパクト加重会計」について、どのようなカテゴリーでどのように計算されているか、大まかな構造を知るためのマップになります。
たとえば、製品インパクトのツリーの先には「リーチ」や「顧客による使用」という項目があることがわかり、さらにその先にはそれを分解した項目があることがわかります。このように、ツリー構造で図解することで、複雑な要素を一枚で俯瞰して見れるようにしたのが、インパクト加重会計マップです。
インパクト加重会計マップの制作にあたっては、ハーバードビジネススクールがインパクト加重会計を研究・開発されており、その情報にできるだけ沿わせてまとめています。その際、公認会計士の五十嵐剛志氏に丁寧にフィードバックいただき、内容を監修いただきました。また、日本ではエーザイ株式会社さんが積極的にインパクト加重会計を推進されており、一部例を使わせていただいています。さらに、スウェーデンの財団であるNorrsken FoundationのWebサイトでインパクト加重会計について体系的な見せ方をされており、こちらもまとめる上で大いに参考にさせていただいています。マップ左下に引用を掲載しています。
インパクト加重会計とは?
インパクト加重会計について概要を示した図解も作成しました。この図解もマップの中に合わせて掲載されています。
より詳細な定義としては、このような説明がされています。
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「インパクト加重会計」とは、損益計算書や貸借対照表などの財務諸表に記載される項目で、従業員、顧客、環境、より広い社会に対する企業の正と負のインパクトを反映させることにより、財務の健全性と業績を補足するために追加されるもの。投資家や経営者が、自社の利益や損失だけでなく、企業が社会や環境に与える広範なインパクトに基づいて、十分な情報を得た上で意思決定を行うことができるような統合的な業績を示すことを目指している。
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詳しくは以下リンクをご覧ください。
https://simi.or.jp/grc/impact-weighted-financial-accounts-the-missing-piece-for-an-impact-economy/
※なお、インパクト加重会計のフレームワークは現在進行形で議論されているところであり、情報が古くなることや、不正確な部分が含まれるかもしれないことを了承いただいた上でご活用ください。
インパクト加重会計マップの特徴
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複雑なインパクト加重会計の概要が理解できる
インパクト加重会計がどのような仕組みか、概要が理解できるようにしています。
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専門的な部分について監修いただいている
ハーバードビジネススクールのインパクト加重会計元フェローとして、現在も日本でインパクト加重会計を広められている五十嵐剛志氏に内容を監修いただいています。
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図解でわかりやすくなっている
インパクト加重会計マップは、環境インパクトと製品インパクトと雇用インパクトの3つで分けて計算しており、それぞれについてツリー上に整理されており、構造が読み取れるように書かれています。
こんな人におすすめ
- インパクト加重会計に興味がある
- 企業のこれからの未来に興味がある
- 企業が経済性と社会性をどのように両立していくかに興味がある
- 会計の仕組みが好きだ
商品の仕様
- ファイル形式:PDFファイル
- ファイルサイズ:2.5MB程度
制作者からのメッセージ
インパクト加重会計マップに興味をお持ちいただきありがとうございます。初めてインパクト加重会計を知ったとき、利益とインパクトを統合するというとても野心的な取り組みに感動しました。この考え方についてもっと多くの人に知ってほしいと思い、このマップを作成しました。このマップは、いざ作成しようとすると、情報源が主に英語で、かつ論文を読まなければならず、なかなか要素分解するのに苦労しました。自分で整理しようとするとそれなりの時間がかかると思うので、もしインパクト加重会計がどのように成り立つか、全体像が知りたい方はぜひお求めください。
ご購入時の注意点
- 本商品に示された表現や再現性には個人差があり、必ずしも利益や効果を保証したものではございません。
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