概要
クライアント | NPO法人サイレントボイス |
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お問い合わせ内容 | 耳の聞こえない、聞こえにくい子ども達が、コミュニケーションのスキルが上がるようなツールを開発したい |
プロジェクト概要 | デフ同士、聴者との間で、コミュニケーションにおいてずれが生じやすいケースを元に、コミュニケーションを円滑に進めるための要素を特定し、自己理解力や、プロセス思考力、推測力、伝える力を育むことを目的としたビジュアルシンキングツールを作成した |
実施期間 | 2022年8月〜2023年3月 |
本プロジェクトについて
NPO法人 「Silent Voice」様よりご依頼をいただき、耳の聞こえない、聞こえにくい子ども達が通う放課後等デイサービス「デフアカデミー」で使用する図解ツールキットを作成しました。
子ども達だけではなく、耳の聞こえない人と、耳の聞こえる人が半分ずつ働く「Silent Voice」様では、今後はスタッフ間同士のコミュニケーションスキルアップのためにも、この図解ツールキットを使われる予定とのことです。
Silent Voice(https://silentvoice.org/)は、教育部門と就労部門の活動を通じてデフ(ろう者・難聴者)と聴者の関わりをアップデートし「共にできる」をふやし続けるNPO法人です。
Silent Voiceの方々曰く、当事者であるデフのスタッフと聴者のスタッフの間でもアンケートをとり、実際(デフ同士、聴者との間)コミュニケーションにおいてのずれがあったケースを出し、子どもの教育としてどんなスキルをつけると、お互いにより良いコミュニケーションができるのか?ということから、今回の図解ツールキット(視覚思考ツール)に行き着いたということで、ご依頼をいただきました。
今回作成した図解ツールキットを日常のワークとして取り入れながら、自己理解力、プロセス思考力、推測力、伝える力を育んでいける機会を増やしていくそうです。
今後、耳の聞こえない、聞こえにくい子どもたちと、聞こえる子ども達と一緒に図解ツールキットを使ったワークショップも予定しており、関わりあいの中で、互いにコミュニケーションアップデートを目指していきたいと語られています。
▼作成したツールキットの一部です。
ご依頼ありがとうございました。