
「B Corp™(ビーコープ)」とは
「B Corp™(以下、B Corp)」は、アメリカの非営利団体 B Labが運営する、環境や社会に配慮した「いい会社」を認証する制度です。2026年5月現在で世界104カ国・1万社以上、日本では84社の企業が認証を取得しており、現在もその数は増え続けています。
認証を取得するためには、「B Impact Assessment(Bインパクト・アセスメント)」と呼ばれる、自社の社会的・環境的パフォーマンスを評価・比較・改善するためのツールを活用し、さまざまな質問に回答する必要があります。「ガバナンス」「従業員」「コミュニティ」「環境」「顧客」の5つのセクションにわたる200を超える基準で審査され、80点以上を獲得することで、事業を通じて持続可能な未来を目指す企業として評価されます(※2026年3月から新基準に移行しました)。
B Corpは単なる認証制度ではなく、ビジネスを「社会をより良くするための力」として捉え直し、その実践を広げていく国際的なムーブメントでもあります。認証を取得することは、その潮流を共につくり、推進していく意思の表明にもつながります。
図解総研とB Corp
図解総研は、2017年にB Corpの存在を知って以来、その理念に共鳴し続けてきました。
「いい会社とは何か」という、ともすれば曖昧で個人の感覚に閉じてしまう問いを、複数のカテゴリと様々な指標として構造化し、世界中の企業と消費者が共通の言語で議論できる土台をつくっていく。これはまさに、図解総研が日々取り組んでいる「複雑な情報や仕組みを読み解き、誰もが扱える図解にする」という営みと、同じ性質のものだと感じています。
図解総研のパーパスは、「図解で人と社会を近づける」。専門性や分断によってアクセスが難しい知見を体系化し、社会的な対話と行動を促す共通言語をつくっていきたい。この社会的インパクトモデルを、対外的な活動だけではなく自社の経営そのものにも実装したいと考えたことが、B Corp認証取得を目指した動機です。
これから
B Corp認証は、3年ごとに再アセスメントが必要な、常にアップデートし続ける枠組みです。今回の取得は到達点ではなく、出発点に過ぎません。これからも自社のインパクトを問い直し、改善を重ねながら、図解による共通言語を社会に流通させ続けていきます。
▼B Lab 公式サイト
https://www.bcorporation.net/en-us/find-a-b-corp/company/zukai-inc/
▼図解総研の会社説明文(日本語訳)
図解総研は、複雑な情報や仕組みを読み解き、誰もが扱える図解にするビジュアルシンクタンクです。専門性や分断によってアクセスが難しい知見を、構造から見極めて体系化し、社会的な対話と行動を促す共通言語をつくります。
ビズグラム、パーパスモデル、会計の地図といった独自のフレームワークを専門家との協働で開発し、研修・コンサルティング・デジタルプロダクト等を通じて社会に届けています。発行書籍は発売前に全文をオンライン公開するなど、つくった知を公共財として広く流通させることを大切にしています。
2018年の創業以来、「図解で人と社会を近づける」というパーパスのもと、多様な人々が公正に社会へ参画し、共創できる状態を目指して活動を続けています。