起業1年目のゲーム
起業1年目のゲーム
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本商品は、”経営”や”会計”について、ボードゲーム感覚で体験できるプログラムです。
入社したばかりだったり専門的な知識のない方でもゲームを通じて会計や経営の視点を学ぶことができます。
商品の概要
起業1年目のゲームは、「会社経営ってどういうこと?」「会計の目線で経営するってどういうことだろう?」といった体験をボードゲーム感覚で学べるプログラムです。会社を立ち上げ、限られた資源(お金・人・技術・設備)をどう使うかをチームで考えながら、どんな社会性と経済性を出せるかを競いながら経営の考え方を学びます。
本プログラムは、全体の進行に対応した以下のシートを活用します(一部省略)。
シート1:全体説明
このプログラムの趣旨や使用するもの、タイムスケジュールなどが記載されています
シート2:会社設立
チーム名、経営理念、初期資源の内訳を記入します。自分たちの会社全体の戦略をどうするかを検討して「この戦略ならどういう資源配分が良いだろうか?」を話すきっかけにも使えます。
シート3-1:案件受注
A〜Eタイプの案件が一覧になっています。各案件には「売上」「必要資源」「社会性スコア」「利益(売上−費用)」が記載されており、選択時の判断材料になります。シートの下部に選んだ案件とそれによって発生した売上や利益、残った資源ふせんの枚数を記入します。
シート3-2:交渉取引
チーム間で資源ふせんを交渉でやり取りするときに使うシートです。どのふせんをどうやり取りしたのかについての記録をします。最終的にこの交渉取引でやり取りして手元に残った資源を案件を獲得するために使用することができます
シート4:社会性スコアとリスク直面
経営理念ごとに発生しやすいリスクと、その影響内容が書かれています。リスクの影響には、資源の損失(金額や設備枚数など)や社会性スコア減少などがあります
シート5:最終評価シート
経済性・社会性スコアを計算し、最終評価ランク(S〜E)を決めるための集計用シートです。
全体の流れは以下の通りで、120分を目安に進行します。
各フェーズの進め方は以下の通りです。
フェーズ1:イントロダクション
シート1を各チームに配、全体に向けてファシリテーターからこのプログラムの目的や趣旨、一日の大まかな流れを説明します
フェーズ2:会社を設立しよう
- シート2を各チームに配り、チーム名(会社名)を決めてもらいます
- 初期資源(資金10億円)を、設備・技術・人材に割り振ります
- 初期資源の選択が決まったら、取引所からその枚数のふせんを渡します
- 経営理念を1つ選びます
フェーズ3-1:案件を選ぼう
- シート3-1、3-2を各チームに配ります
- A〜Eの5種類の案件から、最大5件(各1件まで)を選びます
- 案件ごとの「売上」「費用」「必要資源(設備・技術・人材)」を見て、自社の資源と照らし合わせて受注できる案件を決定します
- 売上−費用で、利益も確認します
フェーズ3-2:交渉して資源を調達
足りない資源を「取引所」(固定レート)で購入するか、他チームと自由に交渉して入手します
フェーズ3-3:獲得する案件を確定しよう
- 交渉を終えて最終的に手元に残った資源ふせんを確認します
- その資源ふせんを原資獲得できる案件を確定します
- 確定した案件をシート3-1の下部に記入し、発生する費用と資源はふせんを取引所に支払います
- 費用を支払った後に、案件から獲得した売上・利益(売上-費用)・各種ふせんの枚数を数えて記入します
フェーズ4-1:社会性スコアの公開
- シート4を各チームに配ります。
- フェーズ2で選択した経営理念と、フェーズ3-3で獲得した案件それぞれの社会性スコアが公開されます
- 自分たちの経営理念と獲得した案件を照合して自分たちの会社の社会性スコアが合計何点だったのかを計算してシートに記入します
フェーズ4-2:リスクに備えよう
- リスク表(もしくはリスクカード)を使って、ランダムなリスクに直面します
- 経営理念によって起こるリスクの種類・影響が変わります
- 被害内容に応じて資源を減らしたり、スコアが変動します
フェーズ5:エンディング判定
- シート5を各チームに配ります
- 各チームの「資源」や「社会性スコア」を数値に換算して、ポイントを集計します
- 経済性スコアと社会性スコアの2軸で、最終評価(S〜E)を決定します
- 評価ランクをもとに、「わたしたちの会社はどんな会社だった?」とふり返ります
詳しい流れについての説明や進行についての注意点は、本商品購入後に付属する「起業1年目のゲーム_ガイドブック」に詳細が説明されていますので、そちらをご確認ください。
商品の特徴
本プログラムは、書籍『「お金の流れ」がたった1つの図でぜんぶわかる 会計の地図』の考え方を背景にしており、お金を稼ぐこと(経済性)と社会にとって良いことをすること(社会性)の両立を、経営的な視点から実感しながら考えることを体感いただくことを目的としています。
現実の経営では、「利益だけを追う」と社会からの信頼を失い、「社会貢献だけ」では事業が持続できません。このゲームでは、チームで話し合いながら事業を選び、資源をやりくりし、リスクに備え、最後に成果をふり返るプロセスそのものが、経営の疑似体験になります。
また、ゲームを通じて経営に近しい意思決定を体験することで、なかなか身近に感じづらい「経営」や「会計」といった考え方を学ぶきっかけづくりになります。専門的な知識や経験がなくともゲームには問題なく参加できるため、幅広く、会計や経営について学びたい人にも活用いただけます。
関連商品:
- 起業1年目のゲーム_ガイドブック
- このプログラムをファシリテートする方向けの説明書です。実際にプログラムを実施する際の必要な準備や流れ、注意事項などが記載されています。
こんな人におすすめ
- 会計や経営について社員向けに研修をしたい方
- 社会的価値と経済的成果の両立に向き合っている企業・団体に所属している方
- プロジェクトや組織のチームビルディング手法を検討されている方
- 部署や立場を越えて対話の機会を作りたい方
商品の仕様
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商品形式:オンライン販売
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同梱内容:
- プログラムシート(PDF形式/7.71 MB)
- ファシリテーター向けガイドライン(PDF形式/2.59 MB)
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利用期限:無期限
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利用範囲:1法人あたり1ライセンス
- サポート:お問い合せの対応(メール対応)
制作者からのメッセージ
起業1年目のゲームは、会計や経営について身近に感じてもらうためのプログラムです。
自分たちの仕事や生活において「お金」は大事で身近なものです。しかし、会計や経営といった視点になると、急に難しい印象を持たれてしまいます。
自力で勉強するとしても、具体的に学んだ先のイメージをもったり、実際に使ってみたらどうなんだろう?という体験がないと、モチベーションが維持できません。
そこで、まずは経営や会計をゲーム感覚で体験して学びながら、プログラムを通じて 「経営って、思ってたよりおもしろいかも」 「数字で意思決定を見直すって、けっこう楽しい」 そんなふうに感じてもらえたらいいなと思い、開発しました。
この体験が、これから”経営”や”会計”を学んでみようという“最初の一歩”になることを願っています。「自分の仕事と会計って、ちゃんとつながってるんだな」と実感してもらえる時間になれば幸いです。
ご購入時の注意点
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