会計の地図

会計の地図とはなにか?
会計の地図とは、15個の会計用語(売上・費用・利益・PL・資産・負債・純資産・BS・現金・CF・財務3表・時価総額・のれん・PBR・ROE)を、たった1つの図で伝えています。会計の地図を使うことで、会社のお金の流れがわかり、社会にどのように影響を与えているのかがわかるようになります。また、企業のお金の流れを可視化したり、競合他社との比較を通じて、強みや弱みを可視化することもできます。
会計の地図の説明書

会計の地図の本
「お金の流れ」がたった1つの図法でぜんぶわかる 会計の地図
本書は、会計用語を共通の1つの図でシンプルに整理した、会計の入門書です。会計を学びたい人がつまづいてしまう課題として、会計の単語のわかりにくさと、その単語同士の関係のわかりにくさがあります。そのわかりにくさを解決するのが「会計の地図」です。たった1つの図を用いて単語の意味やその関係性を可視化し説明します。また、会計の地図を辿っていけば、あなたの仕事が会社、社会にどうつながっているのかが見えてきます。
会計の地図ができるまで
会計と聞いただけで、「なんだか難しそう」と感じる人が多いと思う。僕もそうだった。自分には関係ないと思っていた。誤解を恐れずに言えば、今、多くの人は「売上を上げる」か「費用を下げる」仕事をしていると思う。あなたはどうだろう? もちろん、そのどちらも間違っていることではない。間違っているはずがない。でも、目の前の数字を追って、売上を上げ、費用を下げることに終始する仕事に、違和感を持つことはないだろうか。いま目の前にある仕事は、一体何のためにやっているのか、何につながっているのか、実感したくなるときはないだろうか。僕は、あった。それは言い換えれば、社会との接続意識、社会への貢献感、自己効力感のようなものだった。自分は目の前の仕事を通じて社会とつながっている、社会に対して影響を及ぼしている、という感覚。自分は、仕事をすることで、社会の何の役に立っているのか? それを知りたかった。とはいえ、貢献感のような漠然としたものは目に見えない。だから、お金の流れを通して測る。お金の流れは、目に見える。つまり、どれだけのお金が、何に使われ、どうお金がめぐっているかは数字で表すことができる。仕事だけでなく、生活していれば、商品を買うことだけでも、みんな社会の経済活動に関わっている。生きていることそのものが、社会全体のお金の流れに関与していることになる。しかし、目の前の仕事が社会にどうつながっているかを示す「矢印」が、ブラックボックスになっている。自分の仕事と社会とのつながりは、とにかくわかりにくいのだ。そもそも、一度に社会全体のお金の流れを見ることは困難だ。だから、社会の主要な構成要素の1つである「会社」のお金の流れを見ることで、自分は社会にどう貢献しているのかを知ることができる。そのためのツールが、「会計」なのだ。なぜなら、会計は共通言語だからだ。お金の流れを追って、どう管理するかのルールが世界的に決まっているからこそ、みんな安心して仕事ができている。英語を学ぶのに早すぎることはないように、会計を知っていれば、どんな世代の、どんな立場の人とも対話できるようになる。会計が「わたし」と「社会」をつないでいる。会計というのは、お金の流れを記述するものだから、お金が世の中をどう流れているか知ることは、社会を知ることにつながる。これまで会計に触れてこなかった人が、社会を知るためのきっかけとして、会計の地図が広がることを期待しています。
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