大手電機メーカーで、戦略マップを使ったワークショップを行いました。レクチャーのあと、実在の事業を題材に、経営者の立場で戦略を選び、その理由を経営戦略のフレームワークで説明するワークです。
つくったもの
- 意志決定のシート:資金調達、PR、顧客層、販売手数料、人材確保の5つの領域に、それぞれ3つの選択肢を並べたシートです。グループで議論して、領域ごとに1つを選びます
- 理由説明のシート:選んだ戦略の理由を、フレームワークを使って説明するシートです。3C分析、事業ライフサイクル、ポーターの基本戦略、ビジネスモデルキャンバスなど11のフレームワークから使うものを選び、「問い→分析→仮説→結論」の順に書きます
- レクチャーの資料:戦略マップの考え方を説明するスライドです

進め方
題材は、フリマアプリの会社です。先に市場に入っていたところへ競合が参入してきた時点に立ち、自分が経営者ならどんな戦略をとるかを、グループで議論して選びます。
選んで終わりにはしません。なぜその選択なのかを、フレームワークを使って説明します。たとえば「事業がいまどの成長段階にあるか」という問いを立て、事業ライフサイクルで分析し、仮説を置き、「だから資金調達はこう選ぶ」と結論を書きます。直感で選んだ戦略を、戦略マップの上にあるフレームワークと結びつけて言葉にする練習です。

当日は次の順で進めました。
- 戦略マップのレクチャー(40分)
- 戦略マップのワーク(70分)
- 全体共有(45分)
- ディスカッション(90分):戦略マップを自分たちの仕事にどう広げるかを話し合いました
このワークは、翌年に別の会社で行った戦略マップのワークショップで、資金調達とリスクを組み込んだゲームの形に発展させています。
概要
- 実施時期:2024年2月
- 形式:会場でのワークショップ
- 図解総研の役割:ワークショップの企画、ワークシートと講義資料の作成、講師と当日の進行
- 成果物:2枚組のワークシート、レクチャーの資料
- 公開先:ワークショップの資料は公開していません